イランのクリーニング屋さんで、絨毯を洗う様子をご紹介します。
日本と違い、すべての工程において手作業で行います。
サイズの小さいものでしたら、ご自分でもできるかもしれませんね。
まずは毛羽立った部分や浮いたホコリなどを、左の写真のように火のついた振り子のようなもので表面をさらうことによって、焼き取ったりします。
ホコリを浮かせたりするのに、大きいものは右の写真のように二人がかりで行います。
専用の洗剤をつけてブラシで丁寧に洗います
汚れに強い絨毯ですが、目に詰まったままのホコリを長期間放置するとそのまま目が詰まってしまい、ブラシで洗っても完全には落ち なくなってしまいます
すすぎも十分行います
洗剤が残らないよう、また、すすいだ後の水をしっかりしぼれるよう、道具を使ってしごくようにしています
工場敷地内に洗った絨毯を干しています
こうやって天日にあてることで、滅菌作用も高まります
他のセクションでは絨毯の修理をしていました
ほつれや穴あき、薄くなった箇所の修正など、なんでも行っています。
手織りのペルシャ絨毯はこのように修理が可能なため、痛んだ個所を修理して次の世代まで引き継がれていきます
ペルシャ絨毯をはじめ、キリム、ギャッベなどのお手入れは、絨毯を永くお使いいただくために少なくとも4年に
1回はクリーニングしていただくのが良いでしょう
また、フリンジなどが擦り切れてしまった絨毯も付替えの修理が出来ます。
クリーニング・修理等のご質問、ご相談におこたえします。
バハールでお買い上げいただいた絨毯以外でもお受けいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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