ノールーズ

今日はイランのお正月「ノウルーズ」です。

 
ノウルーズは、日本の春分の日(3月20日)を元旦とし、前後約2週間は大人も子供もこのときのために新調した服で外出したり、家中の大掃除(フネ・タカニ)をしたり、家族や親戚が一緒になって祝宴を開き、春の訪れや年末年始をお祝いします。
 
日本では師走の頃に大掃除や障子の張り替えをしますが、イランの多くの家庭でもこの時期にペルシャ絨毯やギャッベなど、一年間の埃や汚れを洗い流すためにクリーニングをします。
 
新年を迎える姿勢が、なんとなくイランも日本も似ていますよね。
それだけでなく、お正月の過ごし方や習慣も似ていることがあります。イランでもお年玉(エイディ)を渡したり、若い世代が目上の方々へ挨拶まわりをしたりするんですよ。
 
元旦から数えて最初の2~3日は、挨拶まわりもピークに達します。どの家庭でもおせち料理を振舞って、一年間つもり積もった話に花を咲かせます。

 

イランのお正月も同じように「ハフトスィーン」といって、7つ(ハフト)のSの発音を持つもの(スィーン)をテーブルに飾ります。小麦・にんにく・りんごなどを飾り、長寿・健康・豊かさを祈ります。

 

ハフトスィーン:Haft Sin
ハフトスィーン:Haft Sin

ハフト・スィン(七つのS)

1. サブジ(sabzi)

大麦などの若草

(約15cm)

新年の10日前から平らなお皿に

赤いリボンを飾りつけ麦や豆などを

育てます。悪運を吸収する意味

2. セルケ(serke) 酢   
3. スィップ(sib) リンゴ 食料の意味
4. ソマーク(somagh)

酸味のある

香辛料

 
5. スィール(sir) にんにく 悪運を追い払う
6. ソンボル(sonbol) ヒヤシンス  
7. セッケ(sekke) 硬貨 金運をもたらす意味

その他

I.  鏡とろうそく

光を反映させるという理由で

建築・装飾によく使用

II. 

赤い金魚の入った金魚鉢
新年の象徴
「希望」、「幸せ」、「生命」の意味

III. 

コーラン(イスラム経典)
宗教に対する尊敬の意を表す
神のご加護を願うために装飾

IV. 


肥沃の意味

年始の主な行事
元旦から13日目をスィーズダべダルと呼び、縁起の悪い日としています。
災難から逃れるために家族全員が公園などで祝宴を開きます。
これが終わると、日常の生活に戻ります。

 

イランでは親から子へ受け継がれてゆくペルシャ絨毯やギャッベ、キリム。手入れを怠らなければあなたの絨毯も代々受け継がれてゆくことができます。
メンテナンスの方法など、お困りのことがありましたらお問い合わせください。